ドジョウの漢字表記について調べてみた~ドジョウ、泥鰌、土生
こんにちは、どじょ子(どじょこ)です。
どじょうについてブログを書こうと「変換」してみると「どじょう」「ドジョウ」「泥鰌」とたくさん出てきます。
そして、本を読んでいると「土生」とも書かれていることもあります。
今回は、表記としては何が適切なのだろう?と思い、調べてみました。
ドジョウは「土生(どじょう)」とも書く
いまや、パソコンで漢字変換しても「土生」とは出てきません。
しかし、ドジョウは元来「土生」とも書かれていたそうで、まさに「土に生きる生き物の象徴」だったことが伺えます。
いまや某アイドルグループに「土生(はぶ)」さんがいらっしゃいますし、大阪府岸田市には「土生町(はぶちょう)」もありますので、「はぶ」としか読まれないかもしれませんが…
どじょうが農業も、自然も、地域も活性化できるのではないかと考えているどじょ子としては、「泥鰌」といわれるより「土生」と書く方がしっくりきます。
そう思ってさらに調べてみると、「土生米(どじょうまい)」というお米があることを知りました。
北海道美唄市にある「JAみねのぶ」さんが作られているお米で、「どじょうが生きていける健全な土で育ったお米である」という意味が込められているそうです。
すてきなお米です!
そう考えると「土に生きる生き物」とも取れますし、「土を生き返らせる生き物」とも言えるかもしれませんね。
やっぱり、どじょうちゃんの存在は素晴らしい!
泥鰌の由来は「泥の魚」だった
次に、なぜ「どじょう」を変換すると「泥鰌」と出るのかを調べてみました。
2つの説があるそうです。
どちらも「泥の魚」という意味で、
「ドロウオ(泥魚)」が言い換えられて「ドジョウ」
「ドロツオ(泥津魚)」が言い換えられて「ドジョウ」
どちらにしても、泥に生きる魚なのですね。
ちなみに、泥鰌の「鰌」は、魚へんに「酋」の「鰌」と書きますよね。
つくりの「酋」はミミズを意味するそうです。
ミミズも土の中に潜って生きているわけなので、確かに似た者同士ですね!
結論!「土生」も「泥鰌」でもいいが、「泥鰌」の方が一般的
調べれば調べるほど「泥鰌」の方が情報量が多いことが分かりました。
漢字のテストで「泥鰌」と書かずに「土生」と書いたら、間違いなく×にされるでしょう(笑)
ですから、一般的にはやはり「泥鰌」を使った方が伝わりやすいでしょう。
…がしかし!どじょ子としては、土に生きる、土を生き返らせる魚ということで「土生」を発信していきたいなと思ってます。
それでは、また。
どうじょ、よろしくお願いします。