どじょ子の「どじょう道場」

どじょうで土壌も地域も元気にしたいと思い、淡路島で「イチからはじめる田んぼでどじょう養殖」にチャレンジしています

どじょうとナマズは何が違うのか?

こんにちは、どじょ子(どじょこ)です。

 

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今日は、図書館で折り紙の本を借りてきたので、娘と折り紙をしていました。 

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そして、作り方が書いてあったので、折り紙で「どじょう」を作ってみました!

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◎上手だなぁと思っていただいた方→ありがとうございます!

 

◎「うん?何か違うような…」と思われた方
→さすが、お目が高いです!

 

実は、このどじょ子特製「どじょうの折り紙」、作り方の本では「なまずだったのです。
(「ナマズ」を勝手に「どじょう」と言っているだけでした。汗)

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そう言われれば「どじょう」と「なまず」って何が違うんだっけ?と思い、
良い機会だったので、調べてみました。

 


「どじょう」と「なまず」の違い

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特徴的な違いは3つ挙げられるそうです。

1 身体の形
2 ひげの数
3 生きている場所

 

身体の形

◎どじょう

成長すると20センチ前後。ひょろりと長い円筒形。

まさにこの絵のとおりですね↓

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なまず

成長すると60センチ前後。平べったい体つきが特徴。意外と大きいのですね。

こんな子ですね↓

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(フリーイラスト「素材Library」より)

 

ひげの数

◎どじょう

上あごに3対(計6本)、下あごに2対(計4本)のひげを蓄えています。

ただ、先日購入して読ませて頂いたこちらの本によると、どじょうの種類によっても、ひげの本数は異なるようです。

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なまず

上あごに1対(計2本)、下あごに2対(計4本)のひげを蓄えています。
ただ、成長すると、下あごの1対は無くなってしまうんだとか…。

私が折り紙に書いたひげは、まちがいなく「なまず」のひげでしたね。


生きている場所

◎どじょう

水田や湿地、水路で生きています。

※ただし、種類によっては違います。

アジメドジョウは渓流、シマドジョウは川の砂底で生きているそうです。 

 

なまず

湖沼や川(中流下流)で生きています。

 

「どじょう」と「なまず」の共通点

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違う点についてみてきましたが、同じ点もあるのでまとめておきたいと思います。

 

同じ点は、次の点だそうです。

1 生物学上の分類(途中まで)
2 うろこがない
3 水中では「底面」で生活していること


生物学上の分類

どじょうもなまずも、「コイ目ドジョウ科」に分類される仲間だそうです。

 

ナマズにとってみれば「わしはナマズじゃ。どじょう科に分類するな!」と思うんじゃないかしら…とどじょ子は心配するのですが、

大好きだったドラマ「僕らは奇跡で出来ている」の相河先生によると「分類は人間が勝手にしたもので、本人たちにとっては全く関係ありません」と言っていました。

 

おそらく、人間が「分類したがり」なのでしょうね。


うろこがない

私が「どじょう」も「なまず」も一緒やろと思ってしまった理由が、この点です。

 

うろこがないので「ヌメッ」としている点。
動物園(水族館)でも、「うろこがない生き物」として、分類されているようですよ。

jyslife.com


水中では「底面」で生活をしていること

どじょうとナマズの生きている場所は、それぞれ「水田・湿地」、「湖沼・河川」と場所は違うものの、水中の「どこに生きているか」という意味では同じだそうです。

 

それが「底面」

確かにどじょうも土にもぐって、土の中にあるプランクトンを食べると言いますし、なまずも下に居て見上げているイメージです。

 

まとめ

今日は、どじょうとナマズ、何が違いで、何が同じなのかを見てきました。

 

こうして見てみると、「知っているようで、意外と知らないこと」ってたくさんあります。

 

どじょう養殖をしたら、どじょうを知ってもらえる機会も作りたいな…なんて思い描く、どじょ子でした。

 

ちなみに冒頭で紹介した折り紙の本、かなり充実していました。

もし良ければ皆さんも、どじょう、いやナマズ?!作りませんか(笑)

 


それでは、また。
どうじょ、よろしくお願いします。